
Hemingway, Earnest.
The Garden of Eden.
(Posthumous, first appeared in 1986, written intermittently from 1946-1961)
New York; Scribner, 1987.
http://en.wikipedia.org/wiki/File:The_Garden_of_Eden.jpg
★狂った妻と知的な男、癒し系の若い女という構図はTender is the Nightにそっくりである。ある意味中二病的な作品ではあるが、これをHemingwayが書いたと思うと胸が熱い。
★Inceptionと同じで、これが好きだと言うのは多いにはばかられるのだが、やはり女のどうしようもない愛情(愛するが故にその対象になりたいという)にはどうしても動かされざるをえないというか。萩尾望都の半神や山岸凉子の日出るところの天子の世界なのだな、結局。
★分析の手のひとつとしては(もちろん作品/Catherineがgenderの二分法に抗おうとしているというのはあるのでこういうのもどうかと思うのだが)これをCatherineの腐女子的欲望の物語として捉えるというのがあると思う。つまりCatherineはDavidのことを愛しているのだけれど、女と男として愛しているのではなくて、homosexualの男性としてDavidを愛したいというのがまずあって(そして究極的にはDavidになりたいというのがあって)それがゆえにMaritaを媒介としたBetween Men situationを作ろうとした、ということだろう。論文でてるのだろうか。
後で読む論文
http://muse.jhu.edu.libezp.lib.lsu.edu/journals/hemingway_review/v030/30.1.altman.html
など。けっこうやっぱり出てるのね。いや、いい作品だもんね。